豊かな人間性と才能を持った生徒を育てる焼津高校のユニークな教育

学校長　野秋宜成　　

本校は1902年に松永いし先生が焼津の地に松永裁縫教授所を開き、わずか３人の生徒から出発しました。その後、裁縫技術の教授のみならず、礼節を尊び、時代に即した生き方を諭す先生の教育によって生徒は増加し、地域の女子教育の核へと成長しました。そして、この建学の精神を掲げつつ、2001年に全国的にも珍しい私学女子総合学科としてカリキュラムを編成しました。その後もキャリア教育を中心に置き、地域や産業界と連携・協力しながら生徒の自己実現、進路実現に実績をあげ、その功績が認められ、2018年に文部科学省から表彰を受けました。
2020年には男女の別なく現代に必要となる資質・能力を育成するため、「みらい探究系列」において男子生徒を受け入れて一部共学化としました。建学の精神に示された不易はそのままに、「変化に対応するために自分を変えていく」勇気を持ち、生徒一人ひとりを丁寧に育て、地域とともに成長すべく、教育活動に邁進する所存です。

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